くせ
こんばんは。今日は非常によくある事例です。
身体的所見は肩甲間の強い緊張と脈弦あるいは細。
お話を伺っていくと常に先の心配や段取りをしている。
例えばあの病気になったらどうしよう、子供があれをしないようにこうしておこうなどなど。
自分では無意識にやっていて、意識があってもこれが正しいと思っています。
そこであなたのしている心配や段取りは実際に起こっていることですかと尋ねるといいえとおっしゃいます。
ではその心配や段取りは必要ですかと尋ねるとはいとおっしゃいます。
実際にその状況になった時の心構えだそうです。
ではその状況にならなかったどうですかと尋ねると無駄ですとおっしゃいます。
ではその心配や段取りは必要ですかと再度尋ねると考え込んでしまわれます。
まわりくどい説明で申し訳ありませんが本当に何度も経験しているやりとりです。
こんな時は実際に起こっていないことへの心配や段取りはやめてくださいとお伝えします。
まず無意識に心配や段取りしていることに気づき、次にそれは実際に起こっているか見直す。
実際にその場で先ほどまでの心配や段取りを振り返っていただくと、これはいらないと気づいていただけます。
もちろん施術を行いながらです。
身体が整うと意識も変わります。
これらの心配や段取りは癖になっています。
意識しなければ永遠に続けてしまいます。
現実ではないことにエネルギーを使い続けてしまうのです。
これでは常に疲れていたり常にいらいらしてしまいますね。
しかし癖は直すことができるので常に意識することが大切です。
この心配や段取りは実際に起こっていることに対してか?
ご自分が普段何を考えているか見つめなおす機会になればと想います。
ちなみに肩甲間の緊張を取っただけでは心の癖は直りません。
読んでいただきありがとうございました。
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