ガイド
連日雪かきに追われています。
この日のために筋トレに励んできました。
僕も筋肉たちも喜んで使われています。
先日クライアントさんとの対話で面白い表現が僕の口から出てきました。
「生理痛と同じで、いらないものがはがれるときに痛みを伴う、でもその後は楽になるでしょ。」
何の話かと言えば、心についての話です。
役目を終えた感情は手放されるために浮上してきます。
嫌だなとか、苦しいとか。
多くの人は嫌とか、苦しいといった感情は悪いものと考えます。
悪いものは感じない方がいいに決まっている。悪いものを感じていたらさらに悪いことが起こる。
自分を含め多くの人がこのような思いを持っているように感じます。
だから忘れようとしたり感じないようにしようして溜め込んでいきす。
そして溜め込んでいることには無自覚です。
溜め込んで良いものは何一つありません。
役目を終えたものなので、ただ感じてあげればいいだけです。
感じるときに少しの痛みが伴うかもしれません。
感じてあげることでそれは完全に役目を終えるので消えてしまいます。
最初は、これを一人で行うことは僕にはできませんでした。
それを行うことの意味を理解している人と一緒に行うことで一人でもできるようになっていきました。
誰にでも、何にでも最初はガイドが必要です。
僕はこれらのガイドではありませんが、鍼灸は感情を扱う治療法です。
役目を終えた感情を手放す際に、その結果を理解し施術を行う者が必要です。
言葉にする必要はなく、ただ理解しそこに居ればいいのだと思います。
クライアントさんが安心して肩の荷を下ろすお手伝いができればと思います。
蛇足ですが、筋トレは鍼灸施術の向上にも一役買ってくれています。
もう一つ大事なことが。
週に3回ほどの筋トレは、すべての病気の死亡率が約20%減るという研究結果があります。
あなたに必要なトレーニングも治療と合わせてお伝えさせていただいています。
お読みいただきありがとうございました。