意志、考え、生活習慣
多くの病気や症状は、生活習慣から作られます。
生活習慣とは、この世の中では、行動を意味することがほとんどかと思います。
その行動とは、食事、睡眠、運動などが挙げられます。
では、その行動の前にあるものは何でしょうか。
食事をしよう、睡眠をとろう、運動をしよう。
~をしよう、という、意志、考え、があります。
この、意志、考え、なしに何かをできる人はいません。
では、生活習慣とは行動のことなのでしょうか。
生活習慣をつくるのは、意志、考え、です。
これらを変えずに行動のみを変えることに意味はありません。
表面的な変化はあるかもしれませんが、病気や症状によって与えられた何らかの気づきを先送りにするだけです。
病気や症状は恐れるものではなく、意志、考え、を見直すための機会です。ただそれだけです。
その見直す機会の先にあるものは、(本当は)誰もが望む恒久的な心の平安ではないでしょうか。
心の平安のための条件が健康である限り、僕たちは病気を恐れます。そして、恐れを回避するために行動します。
さらに、心の平安のための条件が健康である限り、僕たちは病気の者を無自覚に傷つけます。なぜなら、病気の者は心の平安がないという考えになってしまうからです。
このように生活習慣は作られます。
この世の中は、心を排除しようという傾向がとても強いように感じます。
怒り、怒りをコントロールできない者は、悪者。
悲しみ、苦しみに耐えられない者は、弱者。
悪者や弱者にならないように、感じないように、無かったことに、無視、忘れる、などして心を排除しようとします。
それができる人には価値がある。できない人には価値がない。
この静かで冷たい緊張感が病気や症状を作っているように感じます。
僕たちの心は、感じて広がって、はじめて平安を見つけます。
まず感じなければその先はありません。
まずは、感じようという、意志、考え、です。
感じようという意欲がもてるよう、感じても怖くないよ、という世の中を望んで鍼灸をおこなっています。
恒久的な心の平安=不二一元論=太極陰陽論
陰陽論の元である太極陰陽論、ここに鍼灸がからまないはずはありません。
その人の生活習慣がその人の世界を作ります。
お読みいただきありがとうございました。
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