その主観って
僕はよく出会う話なんですが、大事なところだと思うので。
Ruachにはご夫婦で通ってくれる方が少なくありません。
奥様が通い始めてその後ご主人をご紹介いただくというケースが多いです。
ありがとうございます。
心と身体が合致できるようにそのズレを見つけていきます。
心の問題で多くの方に共通するのは家族との関係です。最も身近な人間関係なので当然と言えば当然ですが。
そこで奥様からご主人のことをうかがうわけです。
ところが、その後ご主人にお会いしてお話をうかがうと、奥様からうかがっていたことと異なることが多々あります。
どういうことでしょう。
お互いが自分が見て感じたことを話してくれます。主観というやつですね。
この主観というやつは何をもとにつくられたかというと、個人の体験ですよね。
愛情豊かな家庭で育ったAさん、常に命の危機を感じながら育ったBさん、父が自殺してしまったCさん。
まさしく100人いれば100通りの体験があります。
映画「タイタニック」を観て、AさんBさんCさんの受け取るものは同じでしょうか。
Aさんにとっての真実はBさんにとっての真実ではないということです。
この主観というやつにどれほどの信頼をおけるでしょうか。
けれども僕たちはこの主観をもとに人や出来事を評価、判断します。
そしてその評価、判断を他者と共有しようと試みるのです。
さらに言えばその評価、判断は状況が変われば変わってしまいます。
このような不安定なものを他者と共有できるのでしょうか。いえ、共有しようとしてもいいのでしょうか。
自分の主観を疑ってみる。
ここで初めて新しい光が差し込みます。
怖いですね。自分は間違っているかもしれない。
僕たちは今の自分が延長していくだけです。
今、光が入れば次の瞬間は変わっています。
今、光を入れない限り過去のやり方を繰り返すだけです。
だんだん変わるということはありません。変わるか変わらないかだけです。
光を入れるか入れないか。
主観を疑ってみるか疑ってみないか。
本当によく出会う話です。
お読みいただきありがとうございました。
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