時間は癒さない
先日瞑想中にある過去の出来事が出てきました。
鍼灸学校に通っているときに教師から言われた一言でした。
「うっとおしいから座ってくれる?」
当時僕は腰椎ヘルニアで座っているのがきつく、実技の時間はほぼ立っていました。
その日も実技の説明を立って聞いていました。
で、あの一言です。
ものすごく腹が立って何か言ってやろうかと思いましたがその時はこらえました。
その後もやっぱり言いに行こうか、あの時言えば良かった、などと怒りが渦巻いていました。
時間が経って怒りは薄れましたが、卒業までその教師とは二度と口をききませんでした。
15年ぐらい前の話ですが、まだ出てくるんです。
これまでも何度か出てはきましたが、今回はとても強く出てきました。
瞑想しながら、この怒りから離れさせてください、と祈るのですが怒りは強くなるばかり。
ふと、どうすれば自分はその出来事を受け入れることができるのだろうと思いました。
こう言って欲しかったのです。「腰が痛いのはわかるけど、後ろの人は見ずらいかもしれないから端に寄るか後ろに行ってくれる?」
この言葉が出てくるとす~っと怒りが消えました。
確かにちょっと邪魔かもしれないな、すいません。こんなふうに思えました。
それまではそれが腰の痛い人に言う言葉かとか、もともと人気のない教師だったので、だから嫌われるんだよとか、自分を正当化するための言葉で頭がいっぱいでした。怒りは消えようがありません。
約15年かかりました。
自分で自分に呪いをかけていたようなものです。
過去の出来事には赦ししかありません。相手を自分を赦す。
たいしたことではないと思っていましたが怒りの強さに驚きました。
程度の差はありますが、多くの人がこれをやっています。
怒りをため込んでいます。
その感情を感じないように、忘れるように、矮小化したり、責任転嫁したり。
どれもやっていることはため込んでいるのと同じです。
必ず何らかの形で心身に影響を与えます。
それは腰痛かもしれないし、胃腸の不調かもしれないし、抑鬱などの精神症状かもしれません。
自分の怒りに気づいていない人もいます。
自覚がなければ進みようがありません。
現在感じている停滞感は、ため込んだ怒りが原因かもしれませんね。
相手を自分を赦す。瞑想が大いに助けてくれます。
もちろん鍼灸も。
ここ数日の祈りの言葉は「自分の体験する全てを最高のものとして受け取らせてください。」です。
お読みいただきありがとうございました。
定期瞑想会のお知らせです。毎月第4日曜日は定期瞑想会です。
現在緊急事態宣言が出ていますので参加人数を少なくしています。
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鍼灸師・ヒーラーの風間真吾と、心のセラピストAZUの主催による瞑想会です。
深い瞑想は私たちを本来の無限の魂の意識へと呼び戻してくれます。
瞑想の磁場と波動をご用意してお待ちしております。
私たちの施術、セッションの根幹をなす瞑想の時間をご一緒にお過ごしください。
場所 ルーア心のセラピーセッションルーム(南城市知念具志堅34-4)
日時 2020年8月23日㈰ 午前10時から12時
ご参加費 1500円
内容 リラクセーション、ヒーリング、ボイスヒーリング、誘導瞑想、瞑想、経絡体操、シェアリング、質疑応答
定員 4名様まで(参加者おふたりさまから催行いたします)
お申込み お電話かe-mailで、お名前と、初めての方はお電話番号を添えてください。✆ 098-928-3925 ruach@live.jp
締切 前日18時までにご連絡ください。
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