すーまんぼーすー
明日は夏至です。
でもその前に今日までは芒種。(二十四節気についてはこちらhttp://ruahari.ti-da.net/e8023440.html)
沖縄ではその前の小満と合わせて小満芒種(すーまんぼーすー)とよく言います。
沖縄では雨の時期を指しいわゆる梅雨です、特に芒種は大雨が多いと言われています。
今年はカラ梅雨かと思いきやこの一週間は太陽ナシで雷暴風雨。昨日はいまだかつて経験したことのない雨で、停電や土砂崩れ、道路の冠水や川の氾濫など結構な被害があったようです。
皆さんのご無事と素早い復旧を祈ります。
突然ですが脾臓という臓器があります、中医学においての脾臓は西洋医学のそれとは異なります。
どんな働きをするかというと、口から入った飲食物は消化吸収され栄養は全身に運ばれ、いらないものは膀胱や大腸に送られ大小便になります。これらはみな脾臓の働きによります。
そしてその脾臓は湿っぽいのを嫌います。
そう、梅雨や湿気や低気圧を嫌うのです。
今の時期沖縄はまさに梅雨、そしてこの一週間の大雨。
脾臓にとっては大ダメージ。
大ダメージを受けた脾臓は土砂崩れ(下痢)や川の氾濫(むくみ)を起こします。
他にも食欲不振、胃もたれ、食後の胃の膨満感、食べたいけど食べられない、ゲップ、便秘、頻尿、無気力、倦怠感など多数の症状が現れます。
沖縄は梅雨明けしてもまだまだ湿度が高いままです。
この状態のまま夏に向かえば一時的に身体は回復しても夏バテは避けられないでしょう。
脾臓は湿っぽいのを嫌い乾燥を好みます。
とうがんやへちまは身体の除湿作用があります、冷たい飲食物の多食多飲は身体に湿を生みます。
また食べすぎや飲みすぎ、継続した怒りや悲しみは脾臓を疲れさせます。
この辺に気をつけて症状が長引く(一週間以上)ようでしたら早めの治療をお勧めします。
まずは元気に夏を迎えましょう。
読んでいただきありがとうございました。
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沖縄で鍼灸(針灸)を。不定主訴や情緒不安定や自律神経失調症などに力を入れています。