両親
本日のセッションで学ばせてもらったことを自分に重ねてみる。
自分は人間関係において深い関係を築くことが出来ないとずっと悩んでいたと思う。
いつからなのかと記憶を辿るとおそらく幼稚園の頃からではないだろうか。
表面的な関係を築いたり維持したりするのは得意だったと思う。
こういう能力は中学生の頃に発達したのかもしれない。
心の中はいつも孤独。
なんとか深い関係を築こうと自分なりに努力はしてみるものの結果はいつも同じだ。
今考えると自分の感情を出すことや自分の想いを伝えることが致命的に苦手だったようだ。
そこで本日のセッションのように家庭環境を振り返ってみる。
両親もいて持ち家で家庭の収入も子供二人を大学に進学させる程はある。
両親や兄弟との会話も適度にあり母の日や父の誕生日も家族で祝う。
一見幸せな家庭だ。
もう少し覗いてみよう。
全員が何かを恐れている。
家庭の調和を乱すことだ。
いざこざを起こしたくない、起こしてしまった場合はなるべくなかったことにする、そして問題を蒸し返さない。
このような暗黙のルールがあったのだ。
だからそれぞれが個人の感情を出すことはなるべくしないし想いもなるべく語らない。
ただ一人を除いては。
母親だ。
ところがこのルールを作ったのも彼女である。
だからといって彼女が意図的にこのルールを作り家族を従わせているわけではない。
おそらく彼女の強烈な何らかの恐れが無意識のうちにルールとして現れてしまったのだろう。
当然彼女を責める必要は皆無だ。
無意識にそのルールの中で生きてきた人間がそのルールを踏襲しないはずがない。
そうか、自分の感情を出すことや想いを伝えることが苦手なのは無意識に刷り込まれたそのルールの仕業か。
それは無理もないな。
少し自分のことが可愛く思えた。
良くも悪くも両親からもらうものは計り知れません。
お互いが無意識にやりとりしているものを知る意味でお勧めの本です。
子育て中の方、これから子供を望む方、子供がいない方どなたにでもお勧めです。
一度読んでみてはいかがでしょうか。
かなり強烈ですが・・・
「毒になる親 一生苦しむ子供」
スーザン・フォワード 著
今日もありがとうございました。
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