危機一髪、でも
こんにちは。
ゴールデンウイークいかがお過ごしですか。
Ruachは平常通り営業しています。
さて今日も体験談です。
よろしければお付き合いください。
「私たちは壕の中で看護婦のおねえさんたちのお手伝いをしていたの。」
「怖くはなかったわ、みんなの助けになると思えば。」
「戦況が悪化するにつれ前線に人が足りなくなり私たちの壕の人たちも移動することになったの。」
「でもね、そこの壕の隊長さんがあなたたちはまだ若い(17歳)からおうちに帰りなさいって言うの。」
「私は絶対嫌だと言ったけど連れて行ってもらえなかった。」
「死ぬのはちっとも怖くないのに。」
「数日後にその人たちが移動中に全滅したって聞いたわ。」
「それを聞いた時も私は一緒に行けなくて悔しいと思ったわ。」
「死ぬ怖さより役に立てない悔しさの方が強かったの。」
「今では隊長さんにとても感謝してるわ。」
しかしこの隊長さんのような心を持った人も少なくなかったかもしれません。
いずれにしても戦争は人の人間性を奪います。
人間性を奪われた人の行動に罪はありません。
国を戦争に向かわせた指導者たちにこそ罪はあるはずです。
どんな大義があったにせよ。
それはこれからも同じです。
地上戦を体験した方が今も多く暮らしている沖縄の一県民として、日本が戦争に傾かないように祈ります。
読んでいただきありがとうございました。
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