典型的な ４
こんばんは。
今日もこのシリーズ。
ここ最近自戒の機会が多いので書いておきます。
相手を変えることは出来ないので自分を変える。
よく聞くフレーズですね。
実際現状を変えるにはこれしかないと思います。
「自分を変える」というのは、自分の問題に対する根本的な原因を変えるのであって、対処の仕方ややり方を変えることではありません。
例えば相手との関係を改善するために、相手が喜びそうな接し方をしたり、相手を気遣うような接し方をしたり。
もちろんこういうことが不必要だとは思いません。
しかし自分の問題を無視して相手に合わそうとしても必ず無理が来ます。
無理というのは口論になったりやっぱり自分はだめだと自責したり、こんなに考えているのにわからないなんてと相手を責めたり。
そうなんですこのやり方はあれこれ違うやり方を試しているだけなんです。
自分は何も変わっていないのです。
治療に関しても同じようなことがあります。
頭痛にはこのツボ。みたいな。
たまたまそのツボが効けばいいですが、効かない場合は他に頭痛に効くツボを探し続けるしかありません。
頭痛の原因がどこにあるかを見つけなければ頭痛は治らないのです。
世の中的にHow Toものは人気があります。
治療や自己啓発など全てのジャンルにおいて。
なぜなら簡単で誰でも出来るからです。
しかしこのHow Toだけでは応用ができません。
原理を知らなければ役に立たないのです。
「自分を変える」
ついやり方のほうに陥ってしまいがちです。
その頑張りを正しい方向に向けてあげると自分は変わるはずです。
と、気付かされることがありました。
わかっていてもなかなか。
自分のことってね～。
こんなことも鍼灸を通じて共有できればと思います。
読んでいただきありがとうございました。
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