心の病(うつ、パニック障害など)
こんばんは。鍼灸師、レイキヒーラーの風間です。
今日は心(しん)について少々。
西洋医学で心臓は臓器の中でも最も重要とされています。
主な働きは血液を全身に送る。
中国医学でも心(しん)は五臓(肝、心、脾、肺、腎)の中で最も重要とされています。
主な働きはやはり①血液を全身に送る。
それと、ここが中医学の面白いところで、心は②神志を司る、と言われています。
意味はというと、精神、意思をコントロールする。
①の機能に問題があると、
めまい、動悸、不眠、顔色が白いなどの症状が出ます。
②の機能がに問題があると、
不眠、気持ちが落ち着かない、悲しみやすい、浮かれすぎなどの症状がでます。
ここがミソなんですが、心は汗を出したり閉じ込めたりしてその機能を保ちます。
要は必要な時に汗をかき、そうでないときは汗をかかない。
心が正常であればこれらを勝手にやってくれています。
ですので、走っても汗が出ない、池(湯船)で温まっても汗が出ない、のぼせやすい、夏が苦手、動かなくても汗が出るなどの症状があって、精神疾患(うつやパニック障害など)をお持ちの方には汗の調節をする治療をします。
汗の調節ができるようになると、自然に心の機能が回復して精神症状が軽くなっていきます。
お薬だけだと、安定剤、抗うつ剤、睡眠薬の治療になると思います。
中国医学を使うと色んな角度から治療をすることができます。
もちろんお薬との併用もできます。
あなたに合った治療を選んでください。
読んでいただきありがとうございました。