生理周期と鍼治療
こんにちは。鍼灸師、レイキヒーラーの風間です。
沖縄も急に冷えてきましたね。池(湯船)がうれしい季節です。
けれど、今日は冷えとは関係ないお話を。
女性には約28日周期で起こる生理周期(月経周期)があります。
この28日周期の間、女性の体は絶えず様々な変化をしています。
どのような変化かというと、
・生理の始まる約3日前(経前期)~生理終わり(月経期)。高温期後半。
この時期は妊娠のために作られた子宮内膜がはがれ、出血として体外に排出されま
す。
この時期は気と血液の流れをよくする治療をします。溜まったものを流すイメージ。
・生理終わり~排卵約3日前(増殖期)。低温期前半。
この時期は次の妊娠のために子宮内膜が増え始めます。
この時期は腎(中国医学的な腎臓)の働きを強くする治療をします。妊娠のために力を
強くするイメージ。
この時期も子宮内膜が増え、さらに卵巣から卵子が排卵されます。
この時期も腎の働きを強くする治療をします。
・排卵期~次の生理約3日前(分泌期)。高温期。
この時期は妊娠しやすいように体温が上がります。
この時期の治療は陽を補う治療をします。妊娠しやすいように体を温め子宮を安定
させるイメージ。
このように、女性の体は日によって治療法が変わります。
男性とはだいぶ違いますね。
女性のみなさん、ご自分に合った治療を受けてください。
読んでいただきありがとうございました。