鍼灸には運動鍼というものがあります。
どういうものかというと、痛みと関連するツボに鍼を刺して痛みの出る動きをしてもらう、というものです。
これが凄い効果が表れることがありクライアントさんも驚かれます。
その場、その瞬間に痛みが取れる、あるいは軽減されるのです。
痛む場所とは全く関係ないと思われる離れたツボに鍼をするので、とても驚くようです。
もちろん施術者は関係ないツボに鍼をしているわけではなく、痛む場所を通る経絡を選んでいます。
経絡とは気の通り道のことで、ツボとは経絡上にある反応点です。
医学的に経絡は証明されていませんが、医学的な神経の走行とは明らかに異なった経路が存在するのは明らかです。
三千年以上の歴史がある経絡がまだ証明されていません。
目に見えるもの、社会に認知されているものにどれほどの価値があるのでしょうか。
また、目に見えないもの、社会に認知されていないものにどれほどの可能性が秘めているのでしょうか。
それらを判断するのは僕たち自身です。
先日クライアントさんに、「自分を見つめ直す時間になりました。」という嬉しいお言葉をいただきました。
自分を見つめ直すことができると、必要のないものが明確になります。
僕たちの心の中は必要のないものが沢山詰まっています。
必要のないものが自覚されると、文字通りそれは必要がなくなるので、心の中にスペースが生まれます。
そのスペースには必要なものが入ってきます。
運動鍼に話を戻します。
運動鍼をする場合、いきなり運動鍼をすることはまずありません。
最後に運動鍼をする前提で身体を整えていきます。
身体が整い運動鍼のための道が開けて初めて運動鍼を行います。
すると驚くような効果が得られるのです。
先程の心の話と似ていませんか。
スペースができると必要なものが入ってくる。運動鍼のための道が開けると効果が出る。
いきなり運動鍼を行っても全然効果が出ないんです。
心がパンパンの状態では大事なものが入ってこないんです。
お掃除というか、浄化というか、まずはそういうものが必要なんですね、心にも身体にも。
お読みいただきありがとうございました。
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