見極め
こんにちは。
昨日寒露の話をしていたら今日のこの天気。
北風だし寒いし荒れてるし。
寒露、忘れられない時期になりそうです。
僕を含めた５名の鍼灸師で毎月一回勉強会を行っております。
古典の理解を深めるという趣旨で行っています。
先日の勉強会で、初診のぎっくり腰の治療をどの時点で終わりにするかという話題になりました。
僕は痛みの度合いが10だとしたら最低5、できれば3ぐらいにできればと思っています。
同じ意見の先生もいましたが一番ベテランの先生は「8」だとおっしゃいました。
正直驚きました。
その先生は患者さんの治療に対する反応が弱くなったら終わりにするとおっしゃいました。
その時点で８だろうが５だろうが終わりにすると。
おっしゃる通りで確かに反応が弱くなった後の治療はあまり効果が得られません。
それ以降の施術は、もっと良くしたいという施術者のエゴと、ここで終わりにしたほうが良いとは思えない施術に対する自信のなさなのだと再認識しました。
今更かとお叱りを受けるかもしれませんが、目から鱗でした。
読んでいただきありがとうございました。
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