慰霊の日
こんにちは。
今日は慰霊の日です。
日本としては8月15日がその日に当たりますが、沖縄では6月23日に戦没者を追悼します。
二度と戦争はいらない。
沖縄県民の願いだと思います。もちろん僕も。
そんな日に体験談を一つ紹介させていただきます。
「戦時中ね、兄さんが志願兵で内地に行っていたの。」
「私たちは壕と自宅を行き来していたんだけど、壕には大きな泉があってね、そこに兵隊さんたちが水浴びしに来るの。」
「私のおばあさんがその兵隊さんの一人が内地に行ってる兄さんに似てるって言ってとってもかわいがったの。」
「そうすれば内地の兄さんも向こうでかわいがってもらえるって言ってね。」
「戦争が終わって兄さんが生きて帰ってきたのよ！」
「内地での話を聞いたら、自分のことをとってもかわいがってくれたおばあさんがいてちっとも寂しくなかったって。」
「私のおばあさんの気持ちが通じたんだね～と思ったよ。」
「兄さんに似てた兵隊さんは亡くなってしまったけど・・・。」
「平和の礎に行ったら名前があったの・・・。」
「だから私たち家族は今でも慰霊の日はこの兵隊さんをウートートー（慰霊）しに平和の礎に行くの。」
「兄さんが帰って来れたことに感謝しに。」
今ではこのお兄さんもお亡くなりになっていますが兵隊さんのご家族と今でもお付き合いがあるそうです。
戦争の美談にとられてしまっては困るのではっきり言っておきます。
如何なる理由があろうとも戦争に一歩でも近づくことに反対します。
新しい基地も集団的自衛権もいりません。
戦没者の方々のご冥福を祈らせていただきます。
読んでいただきありがとうございます。
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