自分は何も知らない
これをやれば。これをやめれば。
自分には何が必要で何が必要ではないのだろう。
高額なサプリメントを試してみたり、話題のエクササイズを試してみたり、人気のセミナーに出てみたり。
自分に合うものは何だろう。
この問いは、鍼灸治療にとても似ています。
ここは気が足りなそうだ、ここは充分だ、ここは冷えているけどこっちは冷えてない、気が足りているのに冷えている。
じゃあ結局どういう方針で治療しようか。
問いへの答えはクライアントさん自身が教えてくれます。
施術者からクライアントへの問いは、問い自体が曖昧だったり、その問い方だとクライアントが理解しずらかったり、問い自体がクライアントを理解していなかったり、クライアントが答えづらい問いだったりします。
結果、問いへの答えは曖昧にならざるを得ません。
適切な問いを投げかけることができれば、必ずクライアントは必要な答え与えてくれます。
この適切な問いとは、自分にはわからないから教えて欲しい、という姿勢です。
こうでしょ、こうなるはず、などの自己判断が入ると適切な問いはできません。
適切な問いは必ず適切な答えを与えてくれます。
ここで初めてあなたに合った治療法が生まれます。(なんとこのブログのタイトルです)
クライアントを理解するに尽きるんですよね。
だってクライアントが教えてくれるんだから。
鍼灸師が身体のことを知っているのは当然ですし、クライアントが身体のことを知らないのも当然です。
クライアントがどこをどのように理解できないのかを施術者が理解することが治療につながります。
その結果、クライアントが自身を理解します。
冒頭の、自分に合うものは何だろうという問いの答えがここにあります。
自分は何も知らないということを理解していなければ、どうして本当の答えを知ることができるだろう。
真理です。
お読みいただきありがとうございました。
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